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下肢にできる静脈血管の“こぶ”で下肢静脈瘤だと思います。
下肢の静脈血液は皮膚のすぐ下に青くみえる細い表在静脈から、骨のすぐ近くを走っている太い深部静脈に集められ、心臓に戻されます。
重力に逆らって下肢の血液が心臓に戻ることができる理由は、まず表在静脈に血液の逆流を防止する弁があるからです。そして足を動かすことで、ふくらはぎの筋肉が収縮して深部静脈を絞り上げる作用が働くからです。立ち仕事や飛行機などに長時間座っている場合には足踏みが必要とされるゆえんでもあります。
いま何らかの原因で表在静脈の逆流防止弁が壊れてしまうと、下肢静脈に鬱血がおこり静脈瘤になってしまいます。原因として長時間の立仕事、妊娠さんや骨盤腔内の腫瘍等による腹圧の上昇、日常の過度の運動などが考えられています。
治療は以下のとおりです。
@ ふくらはぎのむくみ等の軽い症状には下肢の挙上や弾性ストッキングを巻くなどで対応できます。はずせば元にもどりますので立っている時間は常時着用が原則です。
A 放置しておくと加齢とともに進行し色素沈着や皮膚潰瘍、糜爛を作ってしまいます。静脈内に石ができる例では痛みが増幅されます。
お母さんの場合は、@やBの方法では症状回復は非常に難しいので手術が最適です。
ストリッパーというワイヤーで下肢の表在静脈を取り除く手術をします。
B@とAの中間のものには、静脈瘤に薬液をいれて静脈瘤を固めてしまう硬化療法がありますが、数年後に再発する可能性があります。
麻酔は?
手術時間は?
入院期間は?
脊椎麻酔(下半身麻酔)又は全身麻酔です。
約1時間です。
約一週間ですが、お母さんのような例では約2週間の入院を要します。
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