社会医療法人 耕和会 迫田病院

大腸肛門センター

大腸肛門センター

大腸肛門センターの説明風景

我々は、患者様との一期一会を大事にしていきたいという思いがあります。 これをかなえるために病気・生活に「早期介入」することで「個別のニーズに沿った」「からだにやさしい検査・治療」を提供し、お互いが良い関係で「末永いトータルケアのおつきあい」ができるようにしていきたいと考えております。 当院での手術は日帰り~短期滞在手術を中心とした成人の痔、胆石症と胃・大腸の腹腔鏡手術を行っております。

診察の内容

大腸肛門を中心に様々な消化管症状に対応しております。便秘・下痢、下血、腹痛などおなかとおしりにまつわるお悩みの方から嘔気・嘔吐、胃痛などの訴えまで様々な方がいらっしゃいます。 来院時は専用の問診票がございます。来院時の注意点としてはすでにおかかりになっている病名、既往症、内服薬などの情報があればわかるようにしていただけるとスムーズな診療が行えます。

専門外来

専門外来では、痔のご相談を承ります。下記までお気軽にご相談ください。

痔専門外来 毎週火曜日 午後 14:00〜16:00(予約制)

肛門専門外来 毎月第2土曜日 8:30~12:30(受付12時まで)

 

担当医師:迫田 哲平

大腸肛門センター直通 [受付時間]9:00〜17:00 (第2土以外・日・祝日は受け付けておりません)

TEL.0985-59-0123 

一般外来の外科の診療予定につきましては
外来案内をご確認ください。

検査の流れ

詳しい問診や診察の後、必要に応じて肛門鏡、肛門内圧検査、内視鏡検査などを予定します。リアルタイム画像をみながら説明を加えるため理解が深まるのを実感できます。いずれの検査の後も詳しい説明を行います。

検査機器の紹介

肛門鏡

肛門鏡

デジタル写真で記録が残ります。写真をご呈示することで、病態把握や治療効果の評価、患者様のご理解に役立ちます。

肛門内圧検査

肛門内圧検査

主に便漏れでお悩みの方の客観的評価として有用です。

内視鏡

内視鏡

精密検査の精度が高く、治療の適応に関しても的確な判断が可能です。患者様の苦痛が少なくなるように取り組んでおります。

超音波検査

超音波検査

痔疾患、下肢静脈瘤、胆石症、術前の心臓機能・頸動脈評価などの精密な評価に非常に有用です。全身を侵襲なく評価することも得意な検査です。

CT検査

CT検査

超音波検査と相補的に活用することでより精度の高い診断をつけることが可能です。

手術に関する概要

病院設備:日本外科学会外科専門医制度関連施設です。

対象疾患:肛門疾患、胃・小腸・大腸疾患、ヘルニア(鼠径・大腿・腹壁瘢痕・食道裂孔)、急性虫垂炎、胆石症、急性腹症全般など。

手術の特徴:手術症例を多数重ねた経験豊富な医師が診療します。

※大腸がん、胆石症、鼠径ヘルニアに対しては腹腔鏡手術に積極的に取り組んでいます。

※内痔核の治療には痛みがなく管理が容易なジオン注(ALTA注療法)を日帰りまたは1泊2日入院で対応しています。ただし適応は限られておりますのでまずは肛門鏡による診察が必要です。

術前の流れ

  • (1)外来にて診察後医師より病状説明と治療内容について説明します。
  • (2)必要な検査を追加します。原則として外来で検査します。
  • (3)手術日や準備などについて担当者からご説明いたします。
  • (4)入院後(または外来で)術前検査結果について原則ご家族同席にて説明します。

日帰り~入院期間

  • 日帰り手術対応疾患:
    (ジオン注療法)(受付~会計まで約3時間)
  • 短期滞在手術の対象疾患:
    腹壁瘢痕ヘルニア(1泊2日~)、胆石症・胆嚢ポリープ(2泊3日~)、待機的虫垂切除術(2泊3日~)
  • 1~2週間の入院が必要な疾患:
    胃・大腸癌手術
    食道裂孔ヘルニア

各種料金

<手術前検査>

※ディスプレイを左右にスクロールして情報を閲覧下さい。

自己負担 1割 自己負担 3割
約2,000円~5,000円 約5,000円~15,000円

<外来>

※ディスプレイを左右にスクロールして情報を閲覧下さい。

  自己負担 1割 自己負担 3割
ジオン注射療法 約5,000円 約15,000円

<入院>

※ディスプレイを左右にスクロールして情報を閲覧下さい。

  自己負担 1割 自己負担 3割
痔核手術 約30,000円 約70,000円
痔瘻手術 約15,000円 約50,000円

大腸肛門疾患と手術について

肛門の主な疾患と手術

前例の写真

①内痔核(血栓性)外痔核

肛門管の粘膜の静脈瘤による静脈瘤型、cushionが破壊された粘膜脱型、あるいは混合型の形態をとります。脱出・新鮮血下血、疼痛などを伴う病態です。食事内容や排便習慣、排便姿勢などの見直しが必要です。急に肛門が痛くなったら血栓性外痔核の可能性を考えます。上記のような症状にお困りで保存的治療による改善がみられないときは手術を考慮します。 手術としては結紮切除術またはジオン注またはゴム結紮などがあります。

*ジオン注治療は積極的に日帰り手術で対応しております。

②痔瘻

肛門陰窩から大腸菌が感染し増殖したなれの果てに膠原線維に置き換わった時にできる通り道です。おしりにできた蟻の巣の様なイメージです。

③肛門狭窄(こうもんきょうさく)

大きく分けて肛門括約筋が異常に緊張している機能的な状態と過去に肛門手術を受けた瘢痕創により狭窄している器質的な状態があります。

④直腸脱

経産婦のご高齢者で肛門底筋群の支持組織が非常に疎になった状態で便秘などで腹圧が強くかかる排便時あるいは常時直腸粘膜が反転して脱出する状態です。

⑤裂肛

強いいきみがもとで肛門管歯状線外の粘膜が裂けてしまいます。適正な便にしてあげて排便週間を改善することで1週間もあれば改善しますが、慢性化した場合や内痔核に伴う場合,肛門狭窄に伴う場合などは手術の適応になることもあります。

手術室

Q&A

痔疾患

Q:おしりの病気にはどんな種類がありますか?

A:主に脱肛、外傷、感染、機能障害の4つが病気の本質になります。病名でいうとそれぞれ 脱肛:内外痔核(いぼ痔)・直腸脱(骨盤臓器脱) 外傷:裂肛(切れ痔) 感染:肛門周囲膿瘍~痔瘻(あな痔)・性行為感染症(尖圭コンジローマなど)・膿皮症 機能障害:肛門括約筋不全(便漏れ、排便困難など)となります。

胃癌

Q:胃癌とはどのような病気ですか?

A:胃の粘膜から発生する癌です。普段私たちの体の細胞は再生・増殖を繰り返しており、その際発生するエラーを修復する機構が備わっています。癌はその機構に何らかの影響で破綻をきたし、修復できないまま異常なコピーを繰り返す現象、すなわち異常な細胞増殖の事を指します。癌は、その方が生きている限り分裂・増殖を無限に繰り返す性質があります。その増殖の程度は個人によって差があります。

Q:症状にはどのようなものがありますか?

A:貧血、吐血、胃痛などです。早期では全く症状がありませんので、早期発見のためには定期的な検診で引っかけるしか方法がありません。進行すると前期症状のほか、転移による諸症状が伴います。たとえば嘔吐、腹水貯留・腹部膨満、腸閉塞、呼吸困難などです。また、治療選択枝は狭まります。緩和ケアでのサポートが必要となってきます。

Q:どのような検査が必要ですか?

A:内視鏡検査(胃カメラ)は必須です。経鼻内視鏡は比較的楽ですが、精密内視鏡に比べると診断精度にやや難点があります。一度は必ず内視鏡検査を受けることをお薦めします。宮崎県の胃癌検出率は全国でも高くはない方ですが、それでも日本自体、胃癌が多い民族です。健康に自信があって診る必要がないという方、胃癌が怖くて診てほしくないという方、後悔先に立たず。自己を知らないことがいかに危険かは先人の言にもありますよね。 内視鏡検査の進歩により早期の胃癌発見率が高まり治療も内視鏡で行えることが増えております。その場合、かなり高い確率で根治できます。また、肝心の検診内容もバリウム造影よりも内視鏡検査のほうが高い精度で診断できます。一度、自分の胃の中をのぞいてみて「自己を知る」のも大事な社会人としての努めと考えております。

Q:どのような治療方法がありますか?

A:病気の進行度を表す共通語に0~Ⅳのステージ(病期)があります。ステージの数字が若いほうが進行はすすんでいないという意味です。したがってステージごとに予後(病期の見通し)が異なります。 この段階を検査により診断し、内視鏡的粘膜切除、手術、化学療法、放射線療法のうちから適切な治療を選択します。早期であるほど体に与える侵襲が少なくかつ根治的な治療を選択できます。

大腸癌

Q:大腸癌とはどのような病気ですか?

A:大腸の粘膜から発生する癌です。普段私たちの体の細胞は再生・増殖を繰り返しており、その際発生するエラーを修復する機構が備わっています。癌はその機構に何らかの影響で破綻をきたし、修復できないまま異常なコピーを繰り返す現象、すなわち異常な細胞増殖の事を指します。癌は、その方が生きている限り分裂・増殖を無限に繰り返す性質があります。その増殖の程度は個人によって差があります。

Q:症状にはどのようなものがありますか?

A:下血、便秘・下痢、腹痛、腹部膨満などです。早期では全く症状がありませんので、早期発見のためには定期的な検診で引っかけるしか方法がありません。進行すると前期症状のほか、転移による諸症状が伴います。たとえば嘔吐、腹水貯留・腹部膨満、腸閉塞、呼吸困難などです。また、治療選択枝は狭まります。緩和ケアでのサポートが必要となってきます。

Q:どのような検査が必要ですか?

A:内視鏡検査(大腸カメラ)は必須です。検査前の下剤服用に3時間ほどを要し、このため敬遠される傾向があります。内視鏡検査までは…という方は、便潜血反応検査を受けてください。これは死亡率改善に有用ですが、陽性の場合、必ず一度専門医を受診し相談されなければ全く意味がありません。そのままにしているのはなにもしていないことと同義です。実際の手間を考えると、何も自覚症状が無くても男女とも40歳を超えたら少なくとも約10年に一度は全身状態が良い時に内視鏡検査を受けておくことをお薦めします。リスクが明らかに高い群(遺伝子異常、がん家族歴がある方など)、妊娠予定の30歳代女性などはさらに若いころから、やや高頻度に検査が必要と考えます。宮崎県の大腸カメラ受診率・大腸癌検出率は全国平均ですが、特に肉・酒の消費率が全国トップクラス、野菜消費量が最下位クラスというデータもあるようですので2016年現在、潜在的な癌患者さんは県の公開データより多い可能性があります。元々日本人が和食中心の時代には胃癌が多く大腸癌は少なかったのですが、食生活の欧米化に伴い、罹患率・死亡率とも近年徐々に増加しております。医療技術が進歩しても進行状態での治療となると死亡率の改善は難しくなります。化学療法の進歩などによってうまく使えば症状緩和・延命治療に関しては貢献できますが死亡率を下げるほどのパワーはありません。健康に自信があって診る必要がないという方、大腸癌が怖くて診てほしくないという方、後悔先に立たず。己を知らないことがいかに危険かは先人の言にもありますよね。内視鏡検査の進歩により早期の大腸癌発見率が高まり治療も内視鏡で行えることが増えております。その場合、かなり高い確率で根治できます。また、肝心の検診内容もバリウム造影よりも内視鏡検査のほうが高い精度で診断できます。一度、自分の大腸の中をのぞいてみて「自己を知る」のも大事な社会人としての努めと考えております。胃と違い大腸の場合ポリープが成長して大腸癌になっていく過程が多いことが知られており、生命予後に関わるような必要性の高いものを選別して切除していくことが肝要です。このためには的確な診断を行えるためのトレーニングを経た診断医が診ることが必要です。

Q:どのような治療方法がありますか?

A:病気の進行度を表す共通語に0~Ⅳのステージ(病期)があります。ステージの数字が若いほうが進行はすすんでいないという意味です。したがってステージごとに予後(病期の見通し)が異なります。この段階を検査により診断し、内視鏡的粘膜切除、手術、化学療法、放射線療法のうちから適切な治療を選択します。早期であるほど体に与える侵襲が少なくかつ根治的な治療を選択できます。

腹壁瘢痕ヘルニア

Q:腹壁瘢痕ヘルニアとはどんな病気ですか?

A:腹部の手術のきずあと(創)の深層が破綻し内臓が押し出して膨隆した状態のことです。皮膚で覆われていますが皮膚はある程度伸びるので直接外界に接してはいませんがいわゆる皮一枚で境界されている状態です。

Q:腹壁瘢痕ヘルニアの症状はどのようなものがありますか?

A:美容整形的に膨隆しているだけの状態が主ですが、悪化すると嵌頓(臓器が孔にはまりこんでぬけない)とそれに伴う激痛、軽いものであれば、便秘・疼痛などがあります。手術が根本的な治療になります。

食道裂孔ヘルニア

Q:食道裂孔ヘルニアとはどんな病気ですか?

A:食道と胃の境界部にちょうど横隔膜の靱帯が巻き付いて伸縮することで逆流や胃の食道への逸脱を止めているのですが、この靱帯が緩んでしまい食道側の腔に胃が逸脱する状態です。逸脱の型によって滑脱型(最多)、傍食道型、混合型などがあります。傍食道型は横隔膜の脆弱部に胃が入り込む状態です。

Q:食道裂孔ヘルニアの症状はどのようなものがありますか?

A:軽度の食道裂孔ヘルニアは無症状のことが多く、検診の胃カメラ・X線検査などで偶然に発見されます。中等症では、胸やけ、ゲップ、胸痛、嘔吐などの胃液が食道に逆流するために起こる症状で疑い同検査にて確認されます。長期放置していると食道がんの原因になったりします。脱出した胃が大きい場合には肺や心臓を圧迫して起こる呼吸困難、心悸亢進(動悸)、頻脈などの症状が見られます。高齢の痩せた女性に多い傾向にあります。本質的には腹腔内圧の突発的な上昇の繰り返しによって食道裂孔およびその周辺の横隔膜がゆるむことが原因です。

Q:食道裂孔ヘルニアの治療法を教えてください

A:無症状で見つかった場合、腹圧がかかるような生活習慣の改善指導を行います。症状を伴う場合は、まずは胃酸を抑えるなどの保存的加療が必要です。中等症以上(嘔吐、重度の胸焼けなど)治療抵抗性の場合は手術をお薦めしております。

病気解説ページの紹介

以下のサイトは病気の解説が詳細に記載されております。ご参考になさって下さい。

痔疾患


マルホ株式会社「痔-LIFE」


天藤製薬株式会社「ボラギノール」


田辺三菱製薬「い~じ~net」